コークから列車で南へ30分。 小さな港町、コーヴに行ってきました。
コーヴは小さいながらも
タイタニック最後の寄港地となったことと 北アメリカへ多数の移民を送り出した歴史から、立派な観光地です。 (しかし名前が似てますね。コークと...)
家ウォッチングが何より楽しい私は タイタニックミュージアムに背を向ける形で 急な坂道をのぼっていき 目的のカラフルな家並みに会ってきました! やっぱり、家はいいですね。 それぞれの家主の性格を反映した出窓の装飾や 何度も塗り重ねられたペンキを見ているとほっとします。
「ここに人が暮らしている」
と思うだけで、なんだかわくわくします。 美しい教会やミュージアムももちろん素晴らしいですが 家の良さは、今まさにそこで生活が営まれているという事実。 人は、身の回りの環境を一番重視すると思うので 快適に暮らすための工夫を見つけると嬉しくなります。
アイルランドの住宅は日本と比べて、見た目がカラフル^^ また建物の歴史を尊重して 少しずつ手を加えてきたものが多いので、情緒があります。 首都ダブリンでさえ、2~300年前のジョージア朝様式の建物をそのまま多数残しています。 地震が無いことも理由としてあると思いますが 人々のスピリットとして、残そうという姿勢が感じられます。
写真の右端に微かに見える、古い教会。 日曜日だったので、礼拝を終えて出てくる人々がたくさんいました。 ちょっとおしゃれをして出てきた、という雰囲気のおばあさんが多かったことが印象的。 年をとっても、ショッキングピンクのショールを優雅にまとうおばあさん。 いいですね。 初めて訪れたコーヴは 自分の精神状態を反映していたのか、平和でゆったりできる場所でした。
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